人口は運命。レイシストすぎて移民を受け入れられない日本人は滅ぶ

富士通総研マルティン・シュルツ上席主任研究員は、「日本経済をリフレ策によって再生させることができ、
『アニマル・スピリット』も再び生まれると信じる人が少数いる。ただ、それを信じる人は少ない」とした上で、
「今の日本には成長の牽引役がない。そのため、輸出が成長の最も大きな要素となっている」と語った。
シュルツ氏は日本経済の成長率1%あたり0.5~0.7%分が輸出によるものだと指摘する。
理由は簡単だ、日本の人口は高齢化し、減少している。2020年には、人口減少が毎年60万人規模になる。
そのなかで経済を成長させるのは非常に難しい。

ジャパンマクロアドバイザーズの大久保琢史チーフエコノミストは、「企業の幹部は長期的な経済見通しに弱気」だと指摘する。
アベノミクスは終わり、日本はデフレに戻る。労働人口が減少している。
そのため中長期的には、企業が賃金を引き上げず、雇用を増やさない十分な理由がある」と述べた。
富士通総研のシュルツ氏もそれに同意する。
シュルツ氏は、「日銀がしていることは若い経済には効き目があるかもしれない。しかし、年を取った経済には効かない。
企業に投資させようとしているが、企業は海外に向かう」と指摘した。
過去3年間、安倍首相は日本の「アニマル・スピリット」を目覚めさせようと努力したが、
分かったのは「人口は運命」という古くからの格言がいかに正しいかだ。

http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-35576396